プロジェクト
知的コミュニティ基盤研究センタープロジェクト
A: 認知症に優しい図書館システムの構築
認知症にやさしい図書館モデルを構築するための基礎研究として,コミュニティ主導型アプローチの検証を行う。具体的には,下記の通りである。
- 高齢者あるいは認知症の人,認知症の人の家族を対象として聞き取り調査を行うことによって,図書館サービスに関するニーズを明らかにする。
- 認知症への取り組みが先行している国内外の図書館を対象として現地調査を行い,利用者ニーズに対する対応状況と課題を明らかにする。
研究分担
- 呑海沙織(筑波大学図書館情報メディア系):研究統括
- 溝上智恵子(筑波大学図書館情報メディア系):調査結果の分析
- 綿抜豊昭(筑波大学図書館情報メディア系):調査結果の分析
- 小泉公乃(筑波大学図書館情報メディア系):調査のデザイン
- 小川敬之(九州保健福祉大学):調査のデザイン
- 舟田彰(川崎市宮前図書館):調査の実施
B: デジタル画像ライブラリー
浮世絵等の画像を、ARやKinectなどの技術を活用して、情報の精細な集積と高次元な展示をする、汎用性のあるシステムの開発を目的とする。
研究分担
- 辻泰明(筑波大学図書館情報メディア系):研究統括
- 時井真紀(筑波大学図書館情報メディア系):システムの開発
- 綿抜豊昭(筑波大学図書館情報メディア系):コンテンツの収集・分析
C: ヘルスケア・バディー
日常的に身体の状態を非侵襲の方法によって継続的にモニタリングすることと、行動を計測することで、それらから収集されたデータを用いて日々の健康状態や精神状態を推測することと、これらのデータに変化が生じた際に、その原因を推測することを目的とする。
研究分担
- 真栄城哲也(筑波大学図書館情報メディア系):研究統括
- 綿抜豊昭(筑波大学図書館情報メディア系):データ分類および解析
- 上保秀夫(筑波大学図書館情報メディア系):計測および解析
- 伊藤將弘 (立命館大学):実験計画および解析
D: Neural Information Seeking and Retrieval
情報探索と情報検索における諸課題に対して、ディープニューラルネットワーク技術を中心とした解決手法を研究開発することを目的とする。特に以下の課題に取り組む。
- 情報検索行動のモデル化と予測
- ダイアログデータを活用した情報検索手法
- メディア横断型情報表現の学習と情報検索への応用。
研究分担
- 上保秀夫(筑波大学図書館情報メディア系):研究総括
- 于海涛(筑波大学図書館情報メディア系):システム開発およびデータ解析