公共図書館のこれからを考えるワークショップ〜知の交流・創造・発信を楽しみ、元気なコミュニティを育む知的広場〜


登壇者詳細

山崎 博樹 氏
秋田県立図書館副館長
1955年秋田県秋田市生まれ。岩手大学工学部。1992年に秋田県立図書館に転勤後、市町村支援や図書館のデジタル化を担当。2003年・2004年は自身が発案したレファレンス協同データベースを構築するため、国会図書館の電子図書館課に勤務。現在、秋田県立図書館副館長、秋田大学教育文化学部非常勤講師、総務省地域情報化アドバイザー、日本図書館協会認定司書、紫波町図書館アドバイザー、ビジネス支援図書館推進協議会副理事長、日本生涯教育学会会員、国立国会図書館レファレンス協同データベース企画協力員、電子書籍図書館推進協議会代表として活動。研究・関心領域は、ビジネス支援図書館サービス、デジタルアーカイブ、レファレンス協同データベース、地域資料、電子書籍。 
笹沼 崇 氏
ゆうき図書館副館長
信託銀行の系列会社でシステム開発に従事した後、拓殖大学茗荷谷図書館で図書館の各業務と並行してシステム担当として10年ほど勤務。2002年に結城市役所に移り、図書館準備室時代から図書館づくりに従事する。2009年にゆうき図書館内部での勉強会活動をMLに移したことを機に、現職図書館員ならば誰でも参加できる「公共図書館Webサービス勉強会」というMLを立ち上げる。先進的な図書館員の方々の知識・熱意と、実際に現場でサービスに従事している方々を結びつけ、各館のアウトプットを少しでも後押しするような、図書館員同士の相談の場を創り出した。現在、全国約40館60名程度のメンバーで活動中。2012年度より茨城県図書館協会研修アドバイザーを務める。潮来市立図書館長の船見氏とは師(笹沼氏)弟(船見氏)関係にあり、二人でタッグを組んで茨城の図書館界に新たなムーブメントを巻き起こそうと計画中である。
船見 康之 氏
潮来市立図書館長
1979年茨城県結城市出身。2004年に茨城県結城市立ゆうき図書館にて勤務後、2006年から潮来市立図書館に勤務。現在は、指定管理導入(シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社)図書館の館長として勤務。2012年度より茨城県図書館協会研修委員会の理事を務める。
前田 洋一 氏
公益財団法人武蔵野生涯学習振興事業団武蔵野プレイス事業部長
1978年、武蔵野市役所に入庁。その後様々なセクションを経て、1992年、市立中央図書館に異動、新中央図書館開設に携わる。1995年、開館を見届け、本庁に異動。2006年、新公共施設開設準備担当課長として企画調整課に異動、2008年、武蔵野プレイス開設準備室長として教育委員会に異動、2011年、公益財団法人武蔵野生涯学習振興事業団に派遣され、武蔵野プレイス事業部長(館長)として現在に至る。
嶋田 学 氏
瀬戸内市教育委員会新図書館開設準備室長
1963大阪生まれ。1987年から豊中市立図書館で勤務。1998年、人口6500人の図書館のない町に図書館を創るという仕事に魅力を感じ滋賀県旧永源寺町図書館準備室に移籍。2005年の市町村合併の後、八日市図書館、能登川図書館などに勤務し、2009年に再び永源寺図書館に戻る。2006年に同社社大学大学院総合政策科学研究科に入学、公共政策としての図書館、ソーシャルキャピタルとの親和性をテーマに研究を進めた。その後、同志社大学政策学部の嘱託講師、京都学園大学非常勤講師、「公共図書館員のタマシイ塾」の講師・企画運営委員、日本図書館研究会の「図書館界」編集委員を務める。  2011年4月、瀬戸内市に転籍。新図書館開設準備室長として図書館整備に携わる。「持ち寄り・見つけ・分け合う広場」をメインコンセプトに、「基本計画」を策定。2013年度には設計を開始する。
花井 裕一郎 氏
NPO法人オブセリズム設立準備室代表・前小布施町立図書館長
映像作家・演出家。1962年福岡県筑豊生まれ。1989~1996年フジテレビジョン、NHK、TBS、日本テレビ、東芝EMIにて番組、PVを演出。2000年から長野県小布施町に拠点を移し、小布施堂文化事業部長、「60秒シネマコンペティション」事務局担当、「おぶせTシャツ畑」ディレクターを務める。2007年12月から小布町立図書館館長として新図書館準備室に勤務し、2009年7月~2012年11月、小布施町立図書館「まちとしょテラソ」館長。
杉本 重雄
筑波大学・知的コミュニティ基盤研究センター長、図書館情報メディア系教授
1970年代に情報工学をまなび、1983年図書館情報大学に着任し、以来筑波暮らし。もともとの専門はソフトウェア工学畑であるが、インターネットの爆発的な発展とともにディジタルライブラリ、ディジタルアーカイブ、メタデータに軸足を移す。それとともに、新しい情報化社会に向けた情報学大学院(information school)の国際連携活動を進めてきている。 2011年1月から2012年3月まで開かれた総務省・知のデジタルアーカイブに関する研究会で主査を務め、地域のMLAによるディジタルアーカイブ構築の推進の重要性を強く感じ、現在に至る。
吉田 右子
筑波大学図書館情報メディア系教授
図書館情報大学助手を経て現在、筑波大学大学院図書館情報メディア研究科教授(公共図書館論)。主な著作に『デンマークのにぎやかな公共図書館:平等・共有・セルフヘルプを実現する場所』(新評論、2010年)、『読書を支えるスウェーデンの公共図書館: 文化・情報へのアクセスを保障する空間』(新評論、2010年、小林ソーデルマン淳子・和気尚美との共著)がある。
市川 恵理
筑波大学図書館情報メディア系准教授
1994年行政職で金沢大学へ就職。1997年文部科学省へ転任。以後、生涯学習局社会教育課、内閣府男女共同参画局、生涯学習政策局政策課地域づくり支援室などを経て、2005年度~2008年6月と2010年度は社会教育課図書館振興係長を務める。「これからの図書館の在り方検討協力者会議」の事務局として、『これからの図書館像』(2006)等の報告書のとりまとめに携わった。2011年4月、文部科学省から派遣され筑波大学で勤務。




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