公共的な知的資産のデジタル化を進め、インターネット上で電子情報として共有・利用できる仕組み(デジタルアーカイブ)の構築による知の地域づくりに向けて開催された、総務省「知のデジタルアーカイブに関する研究会」の提言を受け、デジタルアーカイブ支援ネットワーク(Digital Archive Network ; DAN)(仮称)の構築を目指した知識の共有、意見交換のためのワークショップを開催します。
DANとは、デジタルアーカイブの技術・知識・ノウハウ等を収集・蓄積しMLA間で共有・継承する機能、デジタルアーカイブ構築・運営にあたっての相談窓口機能、都道府県レベル担当者への研修、地域の文化財とその情報のネットワーク上への提供機能等の役割を担う組織です。
今回のワークショップでは、特にデジタルアーカイブの構築・運営に関する関連機関や担当者の緩やかなネットワークの構築を目標とします。また、東日本大震災以降、デジタルアーカイブの役割も見直されています。東日本大震災に関するデジタルアーカイブの利活用性を高め、地域の歴史、文化、生活の記録の保存のみならず、震災の記録を将来の災害対策への活用につなげていくため、震災アーカイブの方向性、DANの役割等についても議論したいと思います。

本ワークショップは「第44回ディジタル図書館ワークショップ」(DLW)との合同開催となります。

日時 2013年3月14日 10:00-17:30
場所 九州大学 箱崎キャンパス 附属図書館新館4階 視聴覚ホール
(〒812-8581 福岡市東区箱崎6-10-1)
主催 総務省
筑波大学知的コミュニティ基盤研究センター
九州大学附属図書館
参加募集 定員40名(予定)・参加費無料・事前申し込み不要

お問い合わせ

プログラム