第104回研究談話会(福原 直樹 氏)開催
テーマ Title |
「記者の行動パターンと効果的な情報発信」 |
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講演者 Speaker |
福原 直樹 (筑波大学新聞編集代表/筑波大学教授(広報室・ジャーナリズム論)) |
日時 Date |
平成25年9月27日 (金) 14:00~15:00 |
場所 Location |
筑波大学 筑波キャンパス 春日エリア 情報メディアユニオン3階 共同研究会議室1 |
概要 Abstract |
大手紙での30年の記者/特派員生活後、筑波大学に赴任して感じたのは――まことに僭越ながら――優秀な研究者の中に、マスコミへの発信力がない、または発信することを気にはかけていないひとが多い、ということだった。20年前ならば、それで許されていたかもしれない。だが、市民に自らの素晴らしい研究成果を、わかり易い形で発信するのは、今の研究者の義務の1つであることは間違いない。効果的な情報発信には、マスコミが、そしてその記者が何を考え、何を求めているかを知ることが必要だ。彼らの行動様式を「分析」し、それに基づいた研究者の効果的な情報発信の方法を模索したい。孫子曰く、彼を知り己を知れば百戦して殆うからず……。 <プロフィール> 福原直樹 筑波大学新聞編集代表/筑波大学教授(広報室・ジャーナリズム論) 1957年2月東京都生まれ。1982年毎日新聞社入社。同社静岡支局、東京本社 社会部警視庁担当などを経て、1995年から2011年までジュネーブ、ブリュッセル、パリ各特派員。2012年から現職。著書に『組織暴力を追う』(共著、毎日新聞社、1992年)、『霞が関シンドローム・官僚腐敗を追う』(共著、毎日新聞社、1994年)、『黒いスイス』(新潮新書、2004年)など。ブリュッセル自由大学卒(修士・国際関係論)。 |
参加資格 Participation |
事前の申込みは必要ありません。学生,教員,学内外を問わずどなたでもご参加ください(無料) |
資料 Files |