15回知的コミュニティ基盤研究センター研究談話会のご案内

 

テーマ       「ユビキタス環境におけるプライバシー問題 −監視社会化の動向を踏まえて−」

講演者     新保 史生 氏 (筑波大学 図書館情報学系 助教授)

 

日時              平成16年2月19日(木) 15時〜16時

 

場所              筑波大学春日キャンパス

                     情報メディアユニオン3階共同研究会議室I

 

概要             ユビキタス環境における新たなプライバシー問題を、国際的な監視社会化への動向をめぐる問題に焦点を当てて検証します。特に、9/11以降の欧米の監視社会化の動向に焦点を当てて、監視技術については、「ネットワーク監視(電子メール傍受、KLS、テンペスト、クッキーやビーコンなどのウェブバグ、DCS2000、エシュロンなど)」と「非接触型の監視技術(RFIDなど)」に分けた上で検討します。

                    監視技術の利用に伴う法整備の現状については、米国政府による搭乗者名記録データ(PNR)へのアクセス要求、米国のCAPPSU(航空機搭乗者事前自動識別システム)の運用、テロ情報認知システム(TIA)の開発へ向けた取り組みなどを例として取り上げます。

 

参加資格       事前の申込みは必要ありません。学生,教員,学内外を問わずどなたでも参加ください(無料)。

 

問合せ先:知的コミュニティ基盤研究センター事務室

E-mail: kc-office アットマーク slis.tsukuba.ac.jp

TEL: 029-859-1511(学内からは内線81511)